大坂なおみ選手、ついに全米オープンで優勝!

大坂なおみ選手は、完全アウエーのアメリカのコートで全米オープンの決勝を迎えた。しかもその相手は、レジェンド、セリーナ。なおみが幼少から憧れてきた神様だった。その大舞台で、超満員を前にして、日本人初の優勝に輝いた20歳の大坂なおみ選手。相手は、世界4大大会(グランドスラム)優勝23回のあのレジェンド・女王セリーナ。観衆のほぼ100%がセリーナを応援。 
 そんな世界一厳しい条件のもと、絶対女王を2-0のストレートであっさり破り、優勝してしまった20歳の女性、大坂なおみ選手。
世界中をあっと驚かせた。

試合はすんなりとはいかなかった。
セリーナが大坂なおみ選手に、てこずり出すと、それを見たコーチが違反行為をやってしまった。

 コーチは、まさかの展開に興奮したのだろう。
観客席からセリーナに両手を使って何らかのアドバイスを行った。テレビカメラがそのシーンを鮮明に移す出した。セリ―ナは、それを見て何度か頷いたのだ。これは明らかにルール違反。主審がセリーナに注意し、警告。すると、セリーナが主審を大声で罵倒した。真っ赤な鬼みたいになり、上から目線で主審を侮辱した。これはもう駄目。フェアプレーの会場でテニスの試合をやる資格はない。セリーナは、主審にこんなひどい言葉を吐いた。
「見てろ、お前は、これからはテニスの審判が出来ないようにしてやる!」と。これでまた警告。

言葉による主審への侮辱はやってはならないこと。
セリーナは興奮してまた暴言。
そこでまた警告。主審への恫喝など、持ってのほか。主審はセリーナに罰則で1ゲーム没収とした。

もう駄目だ。レジェンドの精神状態がおかしい。ここで勝負あった。ブーイングの嵐が起こった。

すると、セリーナは、世界中が注目している中で、
怒り狂って、自分のラケットをコートに投げつけた。ラケットはあまりの衝撃にぐにゃりと折れてしまった。これは、やってはいけない。神聖なコートを汚すなんて。素人の目にもアウトだ。
主審は、それを見て、
「セリーナ、1ゲーム没収!」と宣告。
ここでセリーナの生命は終わった。

大阪のみとセリーナ、二人の間の精神力に雲泥の差があった。

大坂なおみ選手、とにかく、日本人で初めて、ついに全米オープンで優勝したのだ。